湖畔の木工ワークショップ

 

 みなさまこんにちは。秋晴れの季節、いかがお過ごしでしょうか?

 二十四節気では10月8日の寒露が過ぎ、24日の霜降に向かうこの時期、つい一ヵ月ほど前は30度を超える暑さに耐えていたものの、暦の上ではもう霜が降りるの?!と、体調をくずしやすい季節の変わり目です。朝晩の寒暖差にはどうかくれぐれもお気をつけください。

 

 さて、先日水戸の千波湖湖畔では、第5回アウトドアイベント『URBAN OUTDOOR CAMP』が、ふれあい広場にて開催されました。このイベントは10月13日の夜からテント宿泊が可能となり、10月15日まで最大2泊の湖畔キャンプが楽しめるという催しです。テントを持参された方は思い思いにのんびり過ごされていて、時にはこおばしい良い匂いが私たちの出展ブースまで漂ってきていました。昼間の明るい時間帯には、子供も大人も参加できる紙ひこうき飛ばし大会や、夜のメインイベントではファイヤーショーなど、キャンプをよりいっそう盛り上げる体験もありました。

 

 そんななか、私たちは木工ワークショップに初参加してきました。今回ご用意したものは、”伝統工法相欠き(あいかき)でウォールナット材鍋敷きづくり”と、”差し替え式ミニローチェアづくり”です。14日のみの参加でしたが、晴天にも恵まれ、青空の下みなさま真剣に作業に没頭されている様子がとても印象的でした。初めて電動ドライバーを扱う方や、初めて釘とかなづちを扱う方、丁寧に面取りに集中する方など、作業を進めていくうちにだんだんとコツを掴んでいらっしゃいました。時にはたわいもないおしゃべりを交え、体験者様と一緒に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

 

 この日完成した木工作品がキャンプや暮らしのお役に立ち、思い出の作品となれば嬉しいです。お立ち寄りいただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

 

 ※相欠き(あいかき)とは、木材どおしを接合させるため、どちらの材も半分ずつ欠き取り、合わせる仕口のことを言います。日本の伝統工法のひとつです。