みなさまこんにちは。萩の花が咲く季節、いかがお過ごしでしょうか?
水戸の偕楽園では、今年も水戸の萩まつりが開催されます(開催期間:9月7日~9月29日)。かつて江戸後期の大名、水戸藩第九代藩主徳川斉昭公と、仙台藩との親交から植栽されたといわれる園内の萩は、総株数が750株余りとなり背丈を越えるほどの枝には可憐な花が咲き誇ります。萩は甘い”おはぎ”の名前の由来になっており、秋の七草としても親しまれていますね。少しずつ涼しくなるこの季節ならではの水戸の偕楽園。千波湖を眺めながら、穏やかな虫の音とともに初秋の涼風を感じてみてはいかがでしょうか。
さて、今回は飲食店店舗のリノベーション天板施工をご紹介したいと思います。
こちらの店舗カウンターは幅が広く湾曲した特殊設計になるため、化粧板の加工やつなぎ目施工には特に注意を払いました。写真をご覧いただくと分かるように、まずは大きくゆるやかなカーブに合わせて型板を作り、壁際の凹凸についても同じく壁に板をあてながら型板作りをしていきます。次に型板どおりに工具で化粧板をカットしていきます。事前に既存の天板表面を研磨しておくことで、その後の工程がより滑らかに仕上がります。
新たに取り扱いましたグレー色の材料は、耐久力のあるメラミン化粧板を採用しています。水滴や汚れが落ちやすく衝撃にも強いので、こういった水廻り等に幅広くご利用いただいている表面材です。